ICHIHAKU’s Note

自己探求への旅を続けよう

梅雨が明ける前にビール作り

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Pentax K7 35mm f2.8

 

ようやく梅雨らしい一日になりました。

もう少し雨が降ってくれないと水不足が心配になりますね。

 

さて、梅雨が明けると気温がぐっと上昇してビール作りには向かない季節になります。ビール酵母の活動気温は27℃位なので温度管理が大変なのです。

 

地下室でもあればいいのですが、そんなあり得ない願望を抱いても仕方がないので(笑)、季節限定でビール作りを楽しもうと思います。

昨年は7月に初めてのビール作りを開始し、まさに暑い時期だったので非常に温度管理に苦労しました。外気温度が38℃を超えるような猛暑が続けば、室内も35℃位になってしまうのですからビール酵母は死んでしまいます。

 

手作りビールは生きたままのビール酵母を頂くことになるので体にも良いそうです。毎日飲むわけではないので実感はありませんが、胃腸に良いらしいですよ。

 

ビールメーカーでは完成までの作業工程でビール酵母の活動を停止させます。そうでないと味がどんどん変化してしまって、均一なテイストの管理ができないので商品にならないからです。取り除いたビール酵母は胃腸薬の原料に使うと聞けば、その価値が分かりますよね。

 

自家製造のビールでは生きたままのビール酵母が入っているので、時間が経つほどに味は変化していきます。熟成されて変化する味を楽しみ、生きている酵母を飲んで健康にも役立てることができるのです。もちろん法律に従ってビール作りをしなければならないのは言うまでもありませんが。

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一次発酵を終えて瓶詰めを待つ。

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消毒した瓶。次は二次発酵です。

 

真夏のビール仕込み

まるで梅雨明けしたかのような暑さです。

月曜日は心筋梗塞とか脳卒中とかになる人が統計的に多いようですね。

そんなことを昨夜テレビで言ってましたが、確かに休み明けの心身には辛い仕事は効きます。

 

月曜日は仕事が忙しい時が多いですしね。だいたい休み明けには電話がジャンジャン鳴るっていう会社多いんじゃないでしょうか。

無理せずに淡々と仕事こなしていきましょう。そのうち終わりますから(笑)。

 

さて、こんな暑い真っ盛り、仕事から上がっての冷たいビールは気分爽快ですよね!

そんな季節になりましたが、先日とうとう自家ビールの仕込みを終えました。

初めてのビール作りにチャレンジです。

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とは言え日本の酒税法上、基準アルコール度数内(1%未満)で作るわけですが、それでも気分はブルワリーです。世界にただ一つのオリジナルビールを作ることのできる醸造の世界に足を踏み入れました。

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これは本当に楽しいですよ。出来上がるまでの三週間ほどが待ちきれません。

温度管理が大変な時期に入ってしまいましたが、仕込みから二日目、イースト菌が活発になりポコポコと発酵栓からガスが出ています。甘くていい香りです。

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一週間ほどで一次発酵が終わり、瓶詰めに入ります。果たして初めてのビール作り成功できるのか。心配ワクワクってところです。

ビールを作ろうか

実は以前から気になっていた「手作りビール」。

調べたくなって、図書館で本を借りて来ました。

本屋さんよりも図書館が好きで、週に1回は通ってます。専門書がまとまってあるので一日中いても飽きないほど。

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ついでに村上春樹ノルウェイの森」は自由に持って行って良いコーナーで頂きました。

村上春樹の小説は学生の時にはまっていて、ふとまた読んでみたくなって。

 

ちなみに僕はふだんアルコールはほとんど飲みません。

ホントにたまにですが、先日飲んだクラフトビールがあまりに美味しくて興味を抱いてしまったというわけです。

 

どちらかと言えばお酒はビール党でしたが、あまり銘柄などのこだわりも ありませんでした。

最近、コーヒー焙煎や蕎麦、パン作りなど手作りの楽しさに目覚めて以来、食べ物のホームメイドが好きになってしまいました。

 

なんと言うか、自分だけの楽しみだけでなく周りの人にも喜びを分かち合えることができるではないですか、食べ物を作ることって。

そして、材料を用意して手間さえかければ、ゼロからモノ造りができるんです。

手作業だから工業製品のように同じものが作れない、芸術作品と言ったらオーバーかもしれませんが追求すればそういうことなんですよね。

 

なんと世界には85種類のビールがあるそうですよ。

日本人って、「とりあえず生!」って感覚の人が多いのですが、もっと味わってみても良いかもしれません。ただグイッと流し込むだけではもったいないような気がします。

 

これからの暑い季節、ビールが益々美味しいシーズンですが、今年の夏は「とりあえず…」から銘柄選びにこだわってみるのもいいかもしれませんね。