梅雨が明ける前にビール作り
ようやく梅雨らしい一日になりました。
もう少し雨が降ってくれないと水不足が心配になりますね。
さて、梅雨が明けると気温がぐっと上昇してビール作りには向かない季節になります。ビール酵母の活動気温は27℃位なので温度管理が大変なのです。
地下室でもあればいいのですが、そんなあり得ない願望を抱いても仕方がないので(笑)、季節限定でビール作りを楽しもうと思います。
昨年は7月に初めてのビール作りを開始し、まさに暑い時期だったので非常に温度管理に苦労しました。外気温度が38℃を超えるような猛暑が続けば、室内も35℃位になってしまうのですからビール酵母は死んでしまいます。
手作りビールは生きたままのビール酵母を頂くことになるので体にも良いそうです。毎日飲むわけではないので実感はありませんが、胃腸に良いらしいですよ。
ビールメーカーでは完成までの作業工程でビール酵母の活動を停止させます。そうでないと味がどんどん変化してしまって、均一なテイストの管理ができないので商品にならないからです。取り除いたビール酵母は胃腸薬の原料に使うと聞けば、その価値が分かりますよね。
自家製造のビールでは生きたままのビール酵母が入っているので、時間が経つほどに味は変化していきます。熟成されて変化する味を楽しみ、生きている酵母を飲んで健康にも役立てることができるのです。もちろん法律に従ってビール作りをしなければならないのは言うまでもありませんが。
一次発酵を終えて瓶詰めを待つ。
消毒した瓶。次は二次発酵です。