ICHIHAKU’s Note

気まぐれオートバイライフ、写真日記。

栃木市太平山への旅

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予報では雨だと言っていた日曜日が晴れたので夕方からオートバイで出かけた。

日中の太陽がきつい時間帯よりも、夕暮れから走り出す方が気持ち良いので最近このパターンが多くなっている。と言うか実は休日でもやることが多く、朝からバイクで出かける時間的余裕がないというのが本当のところ。

 

だから長年の自転車ライフはいったん終止符を打った。体力的、時間的メリットも大きいのでオートバイライフの方が断然魅力的になってしまったのだ。

 

今回はしばらくぶりに栃木市の太平山へ。

時間に余裕があれば蔵の街栃木市を散策する予定だったが、さすがに夕方からの行動だと厳しい。

 その代わり、大平山への道のりをBMW R1150Rとの歩調を合わせながら楽しく走ることができた。

ここ大平山も高校生時代、自転車で何度か訪れたことがあり、きつい登りを「うんうん」言いながらペダルを漕いだのを思い出す。

 

しかしオートバイならあっという間に頂上に着いてしまう。

体力を使わない代わりに必要なのは、車体をコントロールする技術と事故に合わないように神経を研ぎ澄ますこと。

 

頂上の駐車場からは南への見晴らしがとても気持ち良いが、霞んでいて東京のビル群が見えそうで見えない。

すでに午後5時を回っていたのでお土産屋さんのほとんどはシャッターを閉めていた。

さすがに人けも少なく寂しい感じだ。

 

山本有三の文学碑があった。そういえば以前栃木市を散策した時に山本有三ふるさと記念館があったことを思い出した。栃木市の出身だった。

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 「たったひとりしかない自分を、たった一度しかない一生を、ほんとうに生かさなかったら 人間生まれてきたかいが ないじゃないか」 路傍の石より

 

路傍の石」は小学生だったか中学生の時か途中まで読んだような記憶がある。内容はほとんど覚えてない(笑)

せっかくなのでこの機会にまた読んでみたいと思った。

 

太平山と言えば紫陽花も有名だ。これからの梅雨の時期にはしっとりと雨に濡れた紫陽花を見に訪れるのも良いだろう。

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日中は賑わったかもしれない縁台はすっかりとひっそりしている。

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帰路は今まで走ったことのない道を通った。

山は少し離れたところから眺める方がいい。山とその麓の町の家々の景色を見ながら走ると、そこに住んでいる人たちはどんな暮らしをしているのか興味をそそられる。

 水田が始まり、太平山の麓の町にもいよいよ夏が本格的に訪れるのだろう。

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今回の収穫は、山本有三の一節に出会ったこと。

僕も「たったひとりしかない自分を、たった一度しかない一生を生かせるよう」日々努力したいと思う。