ICHIHAKU’s Note

自己探求への旅を続けよう

慢性疼痛

健康やQOL(Quality Of Life ; 生活の質の向上)というテーマは、おそらく人にとって最も重要な関心事ですが、ほとんどの人は何かしか身体、あるいは心に問題を抱えていることが多いのが現状です。

人は一生の間に、健康状態から病気、疾患のある状態を多かれ少なかれ経験することになります。

 

風邪で熱を出して寝込んだくらいでも、回復した時の心身の爽快感は格別ですし、まして何か月にも渡る闘病生活をしている、または終えた人にとって健康ほど素晴らしいものは他にないと実感するでしょう。

 

さて、慢性疼痛と言われる長期的な「痛み」に悩まされている患者さんが数多くいらっしゃいます。

日本慢性疼痛学会によると、患者数は全人口の14%から23%で、さらに治療に満足している患者さんの割合は慢性疼痛保有患者の約1/4に過ぎないと報告されています。

確かに家族や知人、または自分自身を含めて腰痛や肩こり、関節痛などで数年に渡り悩まされている方がいるということに気が付きます。

 

実際のところ、慢性疼痛は治りにくいあるいは一生治らないと医師に告げられることも多いため、精神的にもストレス状態が続くことで痛みを助長しているケースも少なくありません。

もちろん、痛みが続くということは生活面においても支障をきたしています。

 

僕自身は、2年以上腰痛を抱えています。また7年ほど前から膝痛もあります。

膝に関してはMRI診断を二回行い、半月板損傷と変形性膝関節症と診断されました。

 

若い時から自転車ツーリングや競技で足を酷使していることもあってか、膝関節の老化が進んだということでしょうか。

しかし何年もの間、時々痛みで夜眠れないこともありましたが、今は「痛み」で悩まされることはありません。

 

変形した軟骨関節は治らないと医師には悲観的な言い方をされて諦めていましたが、あまり僕自身が悲観的にならない性質だったのか、ヨーガのおかげかいつしか気にならない状態になっていました。

 

実際、家族や知人、生徒さんにも慢性的に「痛み」を抱えている人がいます。

今後はそうした慢性疼痛に悩んでいる方たちが「痛み」から解放されるよう、多くの方と情報の共有ができればと思っています。